2019/05/10 カテゴリー:ブログ
筋肉は伸筋というものと屈筋というものの2種類で分れています。
伸筋は、屈筋とセットで働きます。腕を曲げる時は屈筋が収縮し、その力で腕が曲がり、腕を伸ばすときは伸筋が収縮してその力で腕が伸びます。腕の伸筋は上腕三頭筋、屈筋は上腕ニ頭筋で、腕の曲げ伸ばしの時に働いています。関節の周りには、常に屈筋と伸筋がペアになって付いているのが特徴です。筋肉は縮むときに力を出せますが、伸ばすときには力を出せません。ですから二種類の筋肉がセットになっていないと「曲げる・伸ばす」という反対の動作が出来ないのです。
屈筋はだいたいお身体の表面にあり、緊張すると腕の場合、力こぶになります。それに対して伸筋は骨に近い部分にあり、深層筋と呼ばれることもあり、収縮してもあまり目立ちません。なので、伸筋を働かせているという感覚は普段はあまりないかもしれません。
肩の痛みは日本人特有の症状です。日本人は屈筋優位の民族であるといわれます。もともと、日本人は農耕民族ですが、鍬で畑を耕すような動作は屈筋が優位に働いています。同じ土を掘るのでも、スコップで土を掘って、遠くに放り出すような動作は伸筋が優位に働いています。のこぎりで木を切る動作でも日本ののこぎりの場合は引くときに切れるように刃が作られていて、屈筋メインで仕事を行いますが、それに対して西洋ののこぎりは押し出すときに切れるようになっています。つまり、伸筋で仕事をするわけです。
私たち日本人の多くは何かの仕事をするときに、どうしても屈筋優位で行いがちです。屈筋が優位に働くとその筋肉が縮こまり、その緊張した筋肉の周囲の血液循環が悪くなり、その部分に疲労物質がたまるのです。それらの蓄積がまたお身体の不調にも繋がっているのかもしれません。まず対策としては、お身体全体のバランスを整えて伸筋と屈筋のセットの働きがしっかり行えるようにしていくことが大切です。
杉並高円寺整骨院ではこういった筋肉のバランスを整えていく施術と背骨の歪みを整えて、お身体全体のバランスを整えていく施術を行っています。お身体についての説明もしっかりとさせて頂きますので、気になる方は是非一度杉並高円寺整骨院へいらしてみて下さい!
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